竜ヶ岩洞2019
あれから五年。
再び、三ケ日の峠を自転車で駆け抜ける時が来ました。
年齢も重ね、体力も落ちてますが、落ちきる前に走ろうと思い、敢行することとしました。
時は2019年11月23日。
それにしても三ケ日は自転車殺しですな。アップダウンの繰り返し。
寸座峠の辺は根性を要求されます。
何度も行くと慣れるのでしょう。私はこれで二回目です。もっと努力しましょう。
撮影については前回とダブりそうな部分では行っていません。
枚数も少なく、物足りない感じとなっています。
走っている方はいっぱいいっぱいなのですが。
さあ本坂トンネルを抜けて振り返り、一枚。
ここからは息抜きゾーンです。
事実上のスタート地点。
地元の女学生の考えたオブジェでも撮影。
嵩山から上がってきた休憩も兼ねてます。
前回もそうですね。
撮影が終わったら出発進行!
途中で道を間違えてまっすぐ、浜松オートの方に進んでしまい、慌てて戻りました。
ここまで走りました。
「おかしい。山から離れることなどないはずだ。一度確認するぞ」
と、止まって地図を出してびっくり。
もっと早く気づけよ。
前回走った時はマックスバリュなど無かったはず。それに姫街道の橋が見えない。
おかしいなぁと思いながら走っていた。
大事な教訓。
おかしいと思ったら、まず止まって確認しよう。
そんなわけで、竜ヶ岩洞に到着したのだった。
割と撮影できるところが無いのですな。
それよりも、昔、両親に連れて行ってもらったのが懐かしくなって、思い出に浸ってもいました。
撮影が二の次となっているのです。
三十年ぐらい前に両親と二回か三回。十年ぐらい前に友人と来てます。
どうですか、これで四回目に来たことにしますか。
折を見て友人らと遊びに行けたらいいですね。
一夜の愛の思い出が、今宵の空に消えてゆく
こころに沁みるいい詩だと思います。
この後、井伊谷宮に寄ったのですが、撮影をしてません。
なかなか興味深い神社で寄り道をするのに向いていると思います。
この神社、戦国武将の井伊家との絡みかと思いきや、南朝方の第四王子という義務教育では決して習わないレベルの人物が出てきます。
境内で掲示されている歌が面白い。
分かりやすく書くと、
「天皇の息子の自分がうまくいかないんだ。君がうまくいかないのはくよくよする事は無い」
「どいつもこいつも平気な顔をして裏切る。この世に正義は無いのか」
私の記憶が実際のものとちょっと違うと思いますが、こんな感じのものがあって妙に親しみを覚えます。
次に行く時もここに寄ろうと思います。
頑張って本坂トンネルを目指します。
しかし、オッサンの私は割と早い段階で力尽きて自転車を押して上がります。
やっぱり無理だった。
前回の自分は正解だった。新所原から走れば確かに簡単に行ける。
しかし、時間がかかる。男なら最短距離で行くべきだ。
漕ぐより押して歩く方が早かったり。
ハァハァ言いながらたどり着き、休憩を兼ねて撮影。
ここはちょっとした展望台で見晴らしが良いのです。
ありがとう静岡。
また行くよ静岡!
戦利品です。
井伊谷宮のお守りが写ってません。
困ったなぁ。
酒瓶は地元の個人食料品店で購入。
なかなか美味しいですよ。
お土産として人に飲ませるにはいいコーヒー。
見た目ヨシ、飲んでヨシ!
この左側の漫画本は両親に連れてきて貰った時にも売っていましたね。
ついに買って読みました。
努力を惜しまず、行動力もあり人格も兼ねている、稀にみる人物ですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
興味を持った方は竜ヶ岩洞まで遊びに行って下ささい。
夏は涼しくて冬は暖かい。
次は友人達とのんびり行きたいと思ってます。
行ける日が来るはずです。
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