艦これ×三越コラボの日本酒を、仕事を休んでまで買ったクズ司令官に贈る缶詰物語
2017.06.22撮影です。
クズ司令官と言えば駆逐艦霞。通称、霞ママです。
どこからママ(母親)が出てくるのか。まるで出来の悪い息子を叱り付ける母親その
もののメッセージがツボにきたのでしょうか。
「人と話すときは、相手の目を見て話しなさいよ!」
アスペの鹿之介には難しいお叱りです。でもこれはやってみると、結構な割合で出
来ない方がいらっしゃいます。視線が宙を泳いでいたり、こっちを向いているのか
傾いているのか分からない姿勢になったり、出来ないもんですな。
JRの職員とか三越の店員のレベルだと出来ますが、1ランクも2ランクも上の世
界の人と比べていても仕方がありませんな。
さて、ママとは何でしょうか。
長文を書いたのですが、人様に読ませるのはどうかと思って最下部に落としました。
興味のある方はどうぞ。
いよいよ缶詰の登場です。
値段の高い缶詰といえば、地元スーパーで扱っている400円ぐらいの鯖缶を食べてま
したが、ここまでのお値段は初めてです。
もっとも、料理の入った缶詰というのも初めてですが。
(酒飲みは缶つまシリーズを買ったりするのですが、ウチは財政事情が厳しすぎてそ
ういうワンランク上ものが滅多に食べられません。上の400円ぐらいの鯖缶も年に二
回ぐらいなのです)
こんな感じで入ってます。
飾り方はこうですか?
ではみんな大好き、脱法駆逐艦から行きましょう。
ではお次。
当時は不在の鎮守府も多かったと思いますが、藤波です。
どうでもいいですが、土佐がどこか分かる方は多いと思います。
では阿波はどこかと聞かれたら、答えられない方は多いと思うのは偏見でしょうか。
個人的にはこれが一番です。
見た目がパッとしないのですが、味わい深い贅沢な一品です。
食べた瞬間、「しまった、最後にすれば良かった」と後悔したものです。
グラスは龍驤ちゃん。
美味しく召し上がりましょう。
では最後。夢見る戦艦です。
このパッケを職場に持って行き、同僚に見せます。
「今や缶詰はこうやって発売する時代」
同僚は言いました。
「そんな事をしないと売れない時代か…」
その者が言っていた言葉に「たかがカップ麺に地名をつけるだけで付加価値をつけて
値段を吊り上げて売る。頭がいいな」とあります。
これも似たようなものでしょうか。
こちらは値段より完売を狙うもの。
艦これ×三越コラボ第三弾で登場したカレーセットが最たるものではないでしょうか。
アレは三越の地下でいつも山積みで眠ってるのに、榛名の箱に入れると飛ぶように売れる。
付加価値というものは分からんものですな。
ラストはご飯つきです。
仕事を休んで(正確にはたまたま水曜日が休みになった)買った日本酒も登場。
味噌汁は古くから発売され、人様から愛され続けられた粉末インスタント。
ご飯は富山が誇る"てんたかく"を贅沢に炊き上げました。
美味しく食べましょう。
深雪様の国稀は冷やした方がいいです。
2018年2月になってから言っても遅いでしょうが。
では皆さんも美味しい缶詰ライフを送ってください。
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さて、ママとは何でしょうか。
萌えキャラの類、または二次元キャラに母親を求めるネタは理解に苦しみます。
普通は脳内彼女であり嫁、十数年前から妹なんてのも出現しました。他には娘って
のがあって"クズ司令官は殿子のお父さん"なんてユーザーもいることでしょう。
母親ってのはどっから想像してかつ、何を求めているのか分かりません。
こういうのを"バブみ"っていうそうで、2016年頃に出現したネタです。
理解できないクズ司令官は、ネット上にこんな感じの投稿をしていました。
「今時の若い奴が親に甘えるだけじゃ飽き足らずに、萌えキャラにも甘えるように
なった。親離れの出来ないどうしようもない奴」
若い人の意見もあります。
「バブみというキモいネタは、気色悪い40過ぎのいいオッサンがネタにコマって
編み出されたキモネタ」
まるでオタの世代間抗争ですな。しかも、同士討ちとはクズ司令官そのものです。
しかし、鹿之介は前者の意見に賛同でした。
いつだったか、何だかよく分からない芸能人が「35歳とかになって親と暮らして
るのはちょっと……」と、親離れ出来ていないことを発言したら、炎上しました。
一昔前は親離れ、子離れできない家庭は馬鹿にされたものです。
ところが今では逆です。
いつだったか、カッシュ君に「いつまでもスネをかじってないで、一度は親から離
れて自立してみてはどうだ?」と言ったら、「俺が何で出て行かにゃいかんだぁっ」
と逆切れされました。
だからこそ、鹿之介はバブみは若い人のネタだと信じてました。
親離れしない人から愛されたネタ。そんな感じですか。
では、昔はバブみはなかったのか検証してみましょう。
バブみとは艦これで言うと、霞、雷、夕雲、鳳翔ですか、これに翔鶴姉も加わる
意見もあります。いずれにせよ、甘えさせてくれる、または母親のように接する
キャラですな。ではいろいろキャラに別れるので、広義でバブみを検証しましょう。
「鉄郎、お風呂に入りなさい」
銀河鉄道999のメーテルはママそのものではないでしょうか。
鉄郎を黒いコートに包んだり姿もそうですが、普通に歩いている姿を見ても母子
家庭そのものと言えるでしょう。
やっている事も母親が息子を連れて旅に出ているようにしか見えません。
やがて別れの時が来ます。メーテルは青春の幻影なんて思ってましたが、いざ見つ
めなおすと子育てが終っただけだと思います。
母としてはすばらしい女性ではないでしょうか。教育内容も銃の撃ち方から風呂に
入る習慣を学ばせるなど、多岐にわたります。これ以上は無いと思います。
メーテルはママです。
めぞん一刻のエプロンの女性もバブみの候補ではないかと思いましたが、実は
よく分からないので他の方に論評してもらいたいと思います。
かぼちゃワインのエルも対象と思いましたが、残念な事に、「こぅの〜唇に愛の姿
乗せ〜て〜、エルは貴方を見っつめて〜る〜♪」という歌詞の一部しか思い出せま
せん。(歌詞に間違いがあるかも!)
さすがの猿飛の魔子ちゃんはママではないでしょうか。
いつも弁当を作ってきてくれるだけでなく、食べさせてくれます。
しかも通学の際は自転車の二台に肉丸君を載せて漕いでいきます。
積載オーバーの為に自転車のリムが地面をえぐって走っていきますが、普通の関係
ではありえません。こんな事はママじゃないと出来ません。
さらに、食べさせるだけ食べさせておいて、自転車に乗せてかつ、ダイエットをし
ろと言います。ママでなけれ言えません。
(肉丸君のダイエットの話は割りと重い。作中の台詞「しかし、分からない人もいる」
は奥深い意味を持つ言葉ではないでしょうか。
誰もが見当つくことを分かろうとしない。その人に合わせ続ける。その人が分かる
まで付き合い続ける事ができるのは、愛が無ければ出来ないことでしょう。
大概は喧嘩別れになりますね。我々の現実社会では合わせ続ける事が出来ません)
つまり、魔子ちゃんはママです。
男性部門では、宇宙戦争の撃墜王で有名なパイロット兼総帥な方がバブみの代表格
のように扱われてます。
自分が戦場に連れ出してた挙句に殺された年下の女性のことを、「私の母となって
くれたかも知れない女性だ!」と十年経って30歳を超えても言います。
ママは忘れてはならないものです。
(彼の場合は幼い頃に両親を殺されているので、バブみネタで小ばかにするのは良
くないような気もしますが)
バイストンウェルに飛ばされた米国人男性もママを一生懸命に心配していました。
もっとも、親の住んでいる所が戦火に巻き込まれようとしているのですから心配す
るのは当然でバブみとは違うとみなすべきでしょうな。
ここまで書いて私は理解しました。
昔から二次元ママは存在し、バブみはありました。
バブみは二次元キャラの入り口です。多くの人がそこを通ってきているのです。
ただ、そのバブみという言葉が無いだけです。
バブみに年齢は関係ないのです。
だいたい、親のすねが無くなるまでかじり続けるのが当たり前の現代日本で、年齢
云々を言うのは筋違いです。
そういう問題ではありません。
早い段階で母親を亡くした方は女性に母親を求めるのはごく普通で、マザコンとはま
た違うものです。それが二次元になっただけかもしれません。
若い人でバブみが分からない人は、必要がなくなっただけです。必要が無いので脳が
反応しなくなったのです。
私のように歳を取って理解できなくなった者は、
「ママを忘れた古い地球人」ということにしておきましょう。
最後に。
魔子ちゃんはママじゃないと思うのですが、ネタの都合上、あえてママにしました。
原作のラスト、幻術編では暴走した娘(魔子)を連れ戻す父親(肉丸君)に見えなくも
無いです。魔子ちゃんは肉丸君の世話をしているが、その肉丸君の庇護下にあるの
は漫画を読んでの通りです。
書いているうちに何だか懐かしくなって、さすがの猿飛を検索しました。
インパクト絶大のオープニングをどっかで見れないかと思ったわけですが、それど
ころではありませんね。
昨年に新シリーズが始まったそうで大変驚いています。
月刊ヒーローズってのに連載されているそうです。
漫画雑誌なんて長いこと買ってませんが、買ってみるのもいいかもしれません。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました
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