1. 艦娘の聖地巡礼、加古川編
神戸かわさき造船これくしょん4のイベントに合わせて、アヴヴリルの撮影を行う
予定だったが、大佐の件が尾を引いているのか、土壇場で体調不良を起こし、
撮影は完全に不発に終わった。
これで神戸再突入という代替案が用意する。
撮影をメインとするもので宿泊も行う。規模を大きくする事にして広範囲に活動す
る事にした。重ねて別の企画にあった、シーズン気が近づいた時に昔を思い出しな
がら深酒をするものだあり、これの食べ物を、神戸牛と神戸ワインにすること。
用意されたジョニ黒は来年に開ければよいという事にする。
ここまではいつも通りだった。
2017年6月下旬に佐藤超先生からリースリットライフの終了について話が出る。
簡単に書くと、
「いい年こいてぬいぐるみを撮影して喜ぶのはそろそろ止めろ」
さらに
「あと一回やって、それで有終の美を飾れ」
とのこと。
鹿之介もエロゲもガレキもプラモも片っ端から駿河屋に送っている状況で、機から
見ると二次元オタ脱却まで猛スピードで爆走しているように見えるらしい。
鹿之介は佐藤超先生からオタ卒業を打診されたかのように見える。
年齢については開始された時がすでにオッサンなので気にはしていないが、作戦の
幅が狭まっておりかつ、移動手段に事欠く有様で処置に困っていた。
佐藤超先生は9月にリースリットライフで嬉野さんを担ぐので、それを持って止め
ようと言ったつもりだったかもしれない。ただ、はっきりは言っていないので、
言葉だけ安房守に伝えて意見を聞く。
鹿之介の提案する案は、神戸再突入を持ってラストとするもの。予算は鹿之介が用
意する。ただし、佐藤超先生は転封されているので参加できない。鹿之介、安房守
の二人で行うものとする。
想定された作戦内容は、
7月下旬 作戦開始
名古屋三越に行き、返す刀で新大阪まで新幹線で走る。そっから在来線で三ノ宮に
入る。撮影箇所は摩耶山。神戸港。余力あれば須磨公園か明石大橋に行ければ良い
と思っていた。大阪での活動はちと無理か。
(当時は三越艦これコラボの開始を7月下旬と想定していた)
安房守の意見は即廃止で、有終の美を飾る最後の作戦は宇連ダムに行ったもので終
わりとするもの。
佐藤超先生、鹿之介、安房守と三人の意見がまるで噛み合わないのは何というか、
熱意の差なのだろうか。人はコレを空中分解という。
こうして鹿之介が単独で活動し、それを持って終わりと決まった。
この結果は全員にとって想定外ではなかっただろうか。
また神戸に行ってきた。
泣いても笑っても、これが最後のリースリットライフ。悔いが無いように行動した
かったが、所詮は私のやる事。作戦に不備があり、穴埋めは根性に頼るのみだった。
それでも楽しいひと時を過ごし、撮影を繰り返した事はいい思い出であり、気軽な
旅行だ。最後が一人なのはかなり寂しいが、オタの世界では良くあることさ。
では、最後の作戦を書き残しておく。
神戸突入を決まった時に別の計画も動いた。
大佐の最後の詳しい情報が入って、しばらく考えた私は、やはりシーズン期にビッグ
サイトに行こうと思った。墓参りの一種だと思っている。
開催中でなくてもジュースは売っているので、何本か買って飲みながら何か語れれ
ば良いのではないだろうか。
それと三越の艦これコラボが決まった事もあり、今回は18切符を回数分使える事に
なったので鈍行列車で行く事にした。
コレがいけなかった。
7月27日、JR西日本の瀬田の近くで架線トラブルで電車が走れない。
米原駅で足止めを食らうか、むりやり乗るか。新幹線に変えるか。
悩んだが、興味本位もあって在来線で走る事に。
次の列車が何時走るか分からないので、停車する度にどんどん乗ってくる。もう入れない
車両に無理やり乗る。壁に押しやられてアクロバットな姿勢で耐える。壁があるだ
けまだいいか。
そのうちに誰かが倒れて搬送されていく。時間はたっぷりあるから慌てない。
やがて電車は動かなくなる。理由は向こうの駅にも停車しているのがいるから、
進めないのだ。
電車は高槻の辺りから快速列車となり、一時間遅れで三ノ宮に着いた。
あのでたらめな状態から、一時間遅れで到着したのだから、そう運は悪くない。
アヴリルをロッカーに仕舞って、いつものケーニヒスクローネを買いに行く。
取って返して加古川に行き、最初の撮影を行う。
(加古川に到着。駅から10分も歩けば着く)
(記念撮影? 右のペットボトルのゴミは当時は気づかなかったのだ。)
(これより下に降りるのは無理っぽい)
(どうしてこんなに暑いのだろう。エルタリアと違って日本は暑いんだよね)
(同じような写真ばかりでごめんなさい)
(ここは広い河川敷。なるほど、花火大会にはうってつけだ!)
(看板を撮影して撤退開始)
大変暑かった。しんどい。倒れるかと思った。
加古川では猛暑に耐えながらせっせと歩き、川に下りて撮影を行う。
ポイントがあるようで無いので、一箇所を選んで行う。
さっさと止めているのは暑いから。
花見大会でもやるようで、あちこちに仕切りがあった。
加古川からは山の方に向かい、三木城を目指す。
電車が少ないおかげで、一時間遅れで着ていても、十分な余裕があった。
初期の計画だと、加古川駅で撮影60分、40分待機ってなっていた。よく見てない。
2. 難攻不落の山城、三木城編
3. 最後まで夜景を写さない、恒例の摩耶山編
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