2 発端から廃止までの歴史 C87
【2014年(H26) 12月 C87】
このC87はそれはもう伝説になった作戦。
大佐からの報告を受けた鹿之介は、コミケ作戦を終了させてしまう提案を出す。
進行性でステージ2。完治の公算アリと報告を受けた。そしてコミケを考える状態
でない。治療を優先すべきだと言った。
これがステージ3とか、見込みが無いのなら、「モルヒネの用意はいいか、出動だ」
と言ったかもしれない。
続けるか、止めるか。
鹿之介はこうも言った。
「いつかは卒業する。それが今だったわけだ。コミケが無くても友情に変わりなく、
他に何でも出来るだろう。同年齢も減っている。次は俺達の番だと」
だが大佐の情熱に動かされ、作戦を継続とした。
こうしてC87は鹿之介が単機で突入するものとなった。
今だから書くがこれ、本当に悩んだ。
鹿之介が一人で行くのが本当に正しい判断なのか。鹿之介に気を使っている大佐は
一人でも行って欲しかったのか。今回は中止とした方が良いのではないか。しかし、
自分の為に中止になるのが大佐はそれこそ嫌がるだろう。行くべきか、行かないべ
きか。回答が用意できないまま、出動の準備だけが進んでいった。
そして、こうなった。
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