1 出発
今回は懐かしい飲み物を用意しました。
かつての東京作戦で乱用されたドクターペッパーです。
罰ゲームで誰かが飲まされてましたね。
地元のスーパーで大量入荷されて叩き売りをしていたので何本も買いました。
本当は二本あればよかったのですが、突発的に飲みたくなると困るので、余分に買います。
7月の半ばに、亡くなった大佐を偲んでボトルを開ける日を用意していたので、その時に開封して飲もうと思ってました。
「なあ大佐、いらないだろうが飲んでくれ」と、嬉野さんの所にお供え物として置かれる予定でした。
懐かしさすら漂うドクターペッパー。
これを2本、超作戦にまわします。
「東京に行ったみんなが愛したジュースだ。まずはこいつで乾杯だ」
やがて佐藤超先生が自動車で迎えに来ます。
玄関に荷物を用意してある鹿之介は即座に出動できる態勢であります。
モタモタしていると、フェリーに遅れるのです。
佐藤超先生は言いました。
「大佐を連れて行くぞ」
そう来たか。大佐を連れて行くか…。
泣かせる事を言ってくれるじゃないの!
大佐を連れて行くということは、嬉野さんを連れて行くということ。
つまり、撮影を行うと言う事。
大急ぎで準備に入ります。
嬉野さんを入れる袋はすぐに準備が出来ました。
スーパーで買ってきた、保冷機能付の買い物袋です。丁度いい大きさです。
続いてアヴリルです。佐藤超先生はアヴリルを連れて行くとは言っていませんが、撮影をするという事は、アヴリルを持っていくという事です。
しかし、移動用のスポーツバッグが見つかりません。
それも当然、神戸オンリーに備えて奥に仕舞ったので、どこにあるのか分かりません。
時間が無いので、嬉野さんだけ出動となりました。
せめて、出発前のメールで一言添えてくれれば、アヴリルの準備が間に合っただろうと思うと残念ですな。
この突然に発生する超サプライズは他に、ラシックやリニア博物館などに影響を及ぼしました。
佐藤超先生の後部座席へ乗り込む大佐。
いろんなものが置いてあって安定しません。
写真では分かりませんが、足元は酷いものです。
いつの日か、佐藤超先生の自慢の娘が父親を見習って、掃除をする気のない車の中で鼻から煙草の煙を吐き出し、使い終わったコンドームをその辺に放置するのかと思うと、胸が熱くなってきますが、他人の子供なので気にしてはいけません。
沢山入ってます。
私の部屋と同じで片づける必要はありません。
後部座席は異常無しであります!!
出発して伊良湖に行き、食事を取ってフェリーに乗り込みます。
久しぶりのフェリーはいいね。
この時に三河湾内の大きな島の名前が出せずに二人で考え込んでいました。
篠島、日間賀島まではでるのですが、もう一つが出ない。
鹿之介が佐久島を思い出すまで20分近くかかったような。
あまり興味がないと、こんなものですな。
鳥羽に到着。出陣です。
鳥羽を出てちょいと走ると、有料道路への入口が見えます。
ここで次の超サプライズが発動します。
予定に反して有料道路に入ります。
「金を払うんだ、早く伊勢神宮に行けるぜ。どうせ時間が足りないから外宮を止めるんだ。金を払って行こう」
鹿之介の発案です。
これが大きな間違いで、この伊勢スカイラインは山頂の展望台を経由して内宮に行く道でしかも、帰り道に使うものでした。
伊勢神宮から使う場合は割引がききます。鳥羽から行く場合はありません。ショック。
予想に反して曲がりくねった山道を走るので、余計、遅くなります。
しかし、登ってみると絶景です。
2 伊勢
3 清須
4 名古屋城本丸御殿
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