公営競技場の仕事について十年以上が経過し、私も古参の扱いとなっていました。
いろいろな事がありました。
思えば今までいろいろな方が来ては去り、来ては去り。私もいつかは続くのだと思っていました。
そして多くの去っていった方たち同様、私も潔く消える事を考えてました。
そしてその時が来ました。
後はそれが1年後か2年後か、遅かれ早かれってやつです。
だいたい決まって、取引先からも話が回ってくると腹をくくります。


「辞めるという事はお互いが敵となる事」某社長の言葉です。
甘い事を考えていてはいけません。この期に及んで自分だけ生き残ろうとか、使ってもらおうとか命乞いを考える発想ではいけないのです。
慣れ親しんだギャンブルについては最後を飾らないといけません。
人生最後のギャンブルを打って卒業とします。そして、ギャンブル場が私を要らないと言う以上、私もギャンブル場を要らないと言わねばなりません。
これも以前から決めていて、5か所を回って終わらせる事とします。2020年度に行うものとしました。
決まっていたのは、
・立川か京王閣のグランプリが最終勝負。
・江戸川競艇で1日打つ。しかも風の強い日に行きたい。(そんなの予定に組めないのだが)
・熊本旅行と並行。競輪で滑走路勝負。
・ホームバンク京都向町競輪で1日打つ。
・5つ目は未定。恐らく富山か福井競輪に落ち着くではないだろうか。


ここで2020年度の仕事もやらない可能性について情報が飛び込んでくると、2019年度中に最後の博打を打つ必要が出てきます。
これは本当に問題で、年度予算がもう無かった。
2019年度は予備予算も消耗しており余分な出費が多かった。
貯金が一円も出来ず、赤字になってないだけ良かったってな感じで本当に出鱈目だった。
それだけ精神的に疲弊し、無駄な出費で心を補っていたのだと思うと、自分の労わり方に問題があると本当に思う。
特に私は買い物依存症のケがある。本当に注意しないといけない。


悔いが残らないように、2019年度中に行い、何が起きてもいいようにしよう。
そうと決まるとギャンブル最後の作戦は立川、京王閣の二本立てとして成立。
予算は無いので、2020年度の熊本旅行を一年延期にする事で補う。
こうして慌ただしく、十年以上に渡るギャンブル人生に最後の花を咲かせんと出発します。
これ、2018年12月中頃の当時は情報も不確かで計画も強引すぎると問題ではあったのですが、今思うとこれで良かったのでしょうな。
今(2020.04.29)は普通に辞める寸前の状況ですからね。
では本編をご覧ください。
やってる事はいつもと同じです。





2020.01.07 立川


2020.01.29 京王閣


2020.01.30 千葉久留里





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